作品の印象

 『人形劇』と聞くと、どんな世界を想像しますか?
 『ナンセンスかつシニカル』、それが「the bicycle バイセクル」の世界です。
 
 白黒で、無言劇。
 生演奏と多重録音を使った音楽。
 様々な形態の人形。

 見応えたっぷりです。


 世界中で今日まで熱狂的なファンを生んできた、原作者エドワード・ゴーリーの絵本。
 その不可思議な作品世界を、ナンセンスに、シニカルに、お楽しみ下さい!


「優雅に叱責する自転車」

「不幸な子供」

 2つの作品が交錯する世界


 本公演では2つの作品「優雅に叱責する自転車」と「不幸な子供」をモチーフとした。

 「優雅に叱責する自転車」は、
 ゴーリーがその奇才を存分に発揮したナンセンス・ストーリー。
 
 「不幸な子供」は逆小公女というのか、
 幸福から不幸へ転落していくシニカル・ストーリー。

 2つの世界をつなぐのは「作家」という人物で、
 彼が2つの世界を想像する、という形式で物語は絡み合いながら進行していく。

 異なる2つの作品を表現するため、
 それぞれを異なる演出家・作曲家が担当し、
 人形も異なるスタイルが選ばれている。


 自転車パートでは生演奏、立体的な人形が中心となっており、
 大きさから形までバラエティに富んでいる。

 不幸な子どもパートでは多重録音、平面的な人形が多く使われ、
 表現に制限を加えることでエッセンスを凝縮している。


 2つの色合いの異なる世界を交錯させることで、
 2つの作品の味わいがより深まっている。


作家

「不幸な子供」

「優雅に叱責する自転車」


 原作者エドワード・ゴーリー (1925〜2000)

 ゴーリーは、いまは亡きアメリカの絵本作家。
 イラストなど商業デザイナーとして活躍するかたわら、
 演劇の分野でも舞台美術などを数々てがけた。


 細かく描き込まれたモノクロームの線画と
 ナンセンスにしてシニカルな物語で構成されたゴーリーの絵本。
 その不可思議な作品世界は今日まで熱狂的なファンを生んできた。


 エドワード・ゴーリーについて、更に詳しく知りたい方はコチラ

  Wonderful World of Edward Gorey (日本語のサイトです)
   エドワード・ゴーリーの素晴らしい作品が多数紹介されています。
   (別ウィンドウが開きます。)

 公演関連のイベント

 バイセクルでは、再演にあたり、
 
よりゴーリーの世界を楽しんでいただこう!と、 二つのイベントを計画しました。
 
 公演日より前に開催されるイベントはこちら → 「東急BE講座」
 公演当日のイベントはこちら  →  「公演&イベント情報」

 舞台以外にも、いろんな方面から楽しんでいただけたら幸いです!